支払総額808.2万円
今回「S560」を名乗るモデルのエンジンは、気筒休止機能が付いた4リットルツインターボV8である。ご存知の通り560の名は、一番売れた2代目Sクラスのトップモデルだった。それにあやかったのだろうが、どこを探しても今回のモデルに560の名がつく理由は見当たらなかった。が、2.2トンを超える車重のボディを軽々と、それに軽快に走らせる強心臓であるとだけ言っておこう。9速ATは既に他のモデルで体験済みだが、その変速はいつどこで行われるかほとんどわからない。勿論気筒休止の方も全くわからず、である。
コーナリング中は、必要な側だけのサイドサポートをぎゅっと締めてくれるシートは、少なくとも一般道を走る限り非常に適切なサイドサポートを与え、普段は締め付けから解放されるリラックスしたドライビングポジションが取れて、これも理想的。彼らの標榜する「最善か無か」というフレーズは、このクルマに関する限りまさに最善である。デカくて少し持て余すという以外は完璧なクルマである。